シュペートブルグンダー・フォム・レス（VDP.グーツヴァイン） Spätburgunder vom Löss VDP.Gutswein

ドイツで最も有名なワインガイド「アイヒェルマン（Eichelmann Deutschlands Weine）2024」にて五つ星の評価を受けるヴァイングート・ミヒェルは、ブルゴーニュ品種に特化し、常に魅惑的な程ピュアでフルーティーなワインを生み出してきました。ワイナリーの献身と情熱が常にブルゴーニュ品種に向けられている理由は、「ワインは力強く表現力豊かであると同時に、フィネスも兼ね備えていなければならない」という彼らのポリシーにある。

ワイナリーの歴史は、現当主ヨーゼフ・ミヒェルの両親がアハカレンでワインを栽培していた1960年代に遡る。 1983年、ヨーゼフが訓練を受けたワイン樽職人として参加した時から、本格的に自らのワイン造りがスタート。 彼の情熱と才能によってワイナリーは一気に台頭し、ドイツのトップワインメーカーに数えられるようになった。現在では息子ロビンもワイン造りに加わり、3世代がお互いの経験や価値観を共有して、さらなる発展を目指している。

注目すべき点は、最高のテロワールを有する80以上の異なる区画を所有していること。 この各区画の特徴、違いに注目し、細心の注意を払ってブドウ栽培に取り組んでいる。また経験と観察に基づいた細やかな「手作業」が自然とブドウの樹をサポートし、それらから最高のものを引き出すことができる唯一の方法と捉え、これに拘り抜いている。畑では有機栽培を実践（ビオ認証は不所得）。 殺虫剤や除草剤を一切使用せず、極力自然に任せた栽培を行っている。

ヨーゼフらは醸造においても同じ原則を適用。 「管理された不作為」ともいえるスタイルでワインは造られている。 ワインが必要な成熟に達するまで、ある程度自然に任せ、極力手を加えず辛抱強く待ち、区画とヴィンテージの特徴を導き出している。